江戸はえェどう    HOME

江戸文化を独自の視点で絵と共に取り上げています。

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長屋

 快適な割長屋

父 「千吉、巾着に何がへェってるんだ?」
息子「えへへっ」
母 「この子ったら、芝の海で拾った貝殻を大事にもってるんだよ」
父 「そう言ャ、浜でえらく嬉しそだったな」
母 「又連れてっておくれよ」
息子「おくれッ、おくれッ」
父 「よしきた、今度は親方に頼んで、船借りてやっからなッ」
母 「そんな無理しないでいいんだよ。それにこの子に船はまだ早いよっ!」
父 「でェじょぶだよ、心配ェするなって。〝三つ子の魂百まで〟
  って言うじゃねェか。佃をぐるりと回って潮風たっぷり吸わしてやるぜッ!」

©Illustration by Daisuke Ota

平和な会話をしている家族が住んでいるのは「割長屋」で
長いケーキを三等分した様な切り方で部屋割りしています。
「棟割長屋」は屋根を中心に更にそれを半分に切りますから、
六等分になって一部屋がとても狭く、風通しがとても悪くなります。
貧乏な独身男性用でしょうか。
ちなみに、絵に見えてる生活道具は、箪笥、行灯、長火鉢、タバコ盆
おひつ、箱膳などです。
深川江戸資料館に行くと、本物の長屋に上がる事が出来、
備品にも自由に触る事が出来、そこの座敷に寝そべっていると
まるで江戸時代にいるかの様な錯覚を覚えます。

●豆知識
長屋は基本的には板敷きで、お金のある人は自分で畳を購入します。
だから、畳の厚み分床が低く作ってあります。(写真)
引っ越した人が畳を置いてけば、次の人はラッキーと言う事になります。

参:この場面設定では、父親は船宿の通い船頭で、「親方」とは船宿の主人の事です。
仕事が船頭なので家族に気軽に〝船に乗せてやる〟と言ってますが、
一般庶民はとても高くておいそれとは乗れませんでした。

●深川江戸資料館の長屋内部

□畳の敷いてない部屋、代わりにゴザが敷かれてます。
(絵とは逆方向から見た入口、狭い土間に二口竃があります)
nagaya1.jpg

□畳を敷いた部屋
nagaya2.jpg
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