江戸はえェどう    HOME

江戸文化を独自の視点で絵と共に取り上げています。

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結婚難

 紅の付いた竹

「久しぶりに上物の鯛が入ェたから、頭で炊ェた飯と食っちまおうかい。
おっと、好みの女だッ!」

「おやっ、いい男じゃないか。火吹竹子をもらっておくれな」


江戸ではこんな上手い具合に男女がくっ付く事はなかったでしょう。
幕末になって男女人口比がやっと五分五分位になったといいますが
始めは女性が少なかったので、男は慢性の結婚難だったらしいです。
〝12才位で丁稚奉公として働き出し、手代を経て、番頭になり
やっと暖簾を分けてもらって独立したのに妻もなく、もう五十の声を聞いていた〟
なんて事も普通にあった様です。
〝九尺二間に過ぎたる物は紅の付いたる火吹き竹〟
なんて都々逸があった位でした。

●豆知識
〝九尺二間〟とは間口が9尺(約2.7m)奥行きが2間(約3.6m)の棟割長屋の事で
分かり易く言えば、土間(そこに竃などがある)が一畳に四畳半の
狭いワンルームって感じです。
ちなみに〝割長屋〟はもう少し広くて、奥にも外に抜ける障子があったので
風通しがとても良かったはずです。その分家賃は高いですがね‥‥。
その他、二階付きの部屋もあり〝九尺二間〟は長屋の代名詞でもあり、
様々な部屋があったと思います。
※〝火吹竹〟とは、竃の薪が良く燃える様に口で空気を送る竹製の道具の事。

©Illustration by Daisuke ota
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| ● 江戸のお話色々 | 17:55 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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