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江戸文化を独自の視点で絵と共に取り上げています。

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お稲荷様

「伊勢屋と稲荷と犬の糞」

江戸の町に多い物の三つをもじって「伊勢屋と稲荷と犬の糞」と言う言葉がある。
●伊勢屋 江戸時代初期に伊勢出身の優秀な商人が大勢江戸入りしました。
そして、暖簾分けを繰り返し、それが200年以上続き「伊勢」の屋号の店が
やたらと増えた為です。
中には悪い旦那(社長)もいて、暖簾代(退職金)をケチって、
独立寸前の番頭にわざと金を使いこませ、けしからんやつとして、
追い出したりしたそうです。例えば、真面目で堅物な番頭に女遊びを覚えさせる
とかね‥‥‥‥。
●稲荷 元々五穀豊穣の農業の神様だった稲荷様を家内安全や、
商売繁盛、屋敷神等として進化させて、あちこちに勝手に作った為です。
今でも、こんな所にお稲荷様が‥‥?と驚かれた人も多いはず。
何故農業の神だったかと言うと、米やカイコを荒すネズミを寄せ付けないため
狐の尿の匂いを付けた小石を家や倉庫に置いたのが始まりです。
ちなみに、オオカミの尿も同じで、猪や猿の害を防いでくるので
それが「犬神信仰」となりました。
江戸時代各地でオオカミに餌を与える習慣があったそうです。
●犬の糞 人間の糞尿、馬や牛の糞はみな肥料になりましたが、
犬のそれは肥料価値がなく、だれも拾わなかった為です。
ちなみに、江戸の人は使い捨てられた、草鞋まで集めて、肥料にしていました。
(犬の糞は湯屋の燃料として、拾われる場合はあります)

●豆知識
狐と油揚の関係は、稲荷のほこらに狐の好物の油揚を置いておくと、
そこに来た雄の狐が縄張りを示すため、必ず尿をするからです。


※深川江戸資料館 Photo by Daisuke Ota
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| ● 江戸のお話色々 | 11:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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灰で大金持ちになった男

江戸の長屋の竃です。(大阪は三口が多い)
使おうと思えば使えるほど、忠実に再現した物です。
毎日がキャンプみたいな生活ですね。
ヒビが入れば、竃塗りのリサイクル職人を呼べばいいのです。
今こんな生活、東京では出来ないけど、
どこか田舎で竃付きの家に住んでみたいですね!
土間から上がった所に囲炉裏があれば最高かな?
煙は茅葺き屋根が吸い取ってくれます。
竃にたまった灰は、灰を買い取ってくれるこれまたリサイクル業者がいました。
灰は酒作り、藍染め、和紙、焼物、肥料などなど用途多数ですからね!
江戸時代初期、京都でこの灰で大金持ちになった人がいました。
灰屋の屋号まで持っていたそうな。(灰屋紹由)
息子の紹益は井原西鶴の「好色一代男」のモデルになったそうです。
竃の灰で大儲けなんて、今ではとても考えられない事ですね。
使用済核燃料を再利用しようとして大失敗した、大馬鹿な連中に比べたら、
木を燃やした灰を使う事なんか、可愛いものですね!

●豆知識
酒作りに灰は欠かせなかったので、江戸の酒問屋町だった、新川河岸には
灰を扱う業者もいたとの事です。
竃の実物を見たい方は深川江戸資料館までどうぞ!

nagayakamado2.jpg

●船宿の立派な竃、周囲で湯が沸かせる!
nagayakamado3.jpg

●ここから、煙を外に出す。無双と言われる引き違い窓からも煙を出した。
nagayakamado4.jpg

●障子の上の格子が無双窓、横にずらして閉めたり開けたりして、煙を逃がす。
nagayakamado5.jpg 

Photo by Daisuke Ota

| ● 江戸のお話色々 | 10:16 | comments:2 | trackbacks:0 | TOP↑

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