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江戸文化を独自の視点で絵と共に取り上げています。

2012年02月 | ARCHIVE-SELECT | 2012年04月

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絵本制作風景

くらしえほんの出来るまで

kurashiehoncover.jpg


●H社から絵本の挿絵の依頼を受けて、打ち合わせ後下絵を起こします。
今回はどうしても木版画で描いて欲しいと言う事で、それを頭に入れ
納得のいくスケッチが出来るまで、小さいサムネールサイズから
版画の最終下絵まで何枚か描きます。
kurashie16.jpg

●気に入らないスケッチは部分的にでも直していきます。
kurashie15.jpg

●下絵が出来たら、それを和紙にコピーして、大和のりで版木に張り付けます。
その時、当て紙をして馬連でこすります。
濡れタオルは版木の滑り止めです。(彫る時も同様に使います)
kurashie1.jpg

●のりが完全に乾いたら、下絵を時々確認しながら彫っていきます。
kurashie2.jpg

●彫り進んだ版木です。
kurashie3.jpg

●他の場面の絵も同様に彫っていきます。
僕の場合、使う彫刻刀は大体5種類ぐらいですが、一種類何本も用意して
切れなっくなったらその都度研ぎます。
kurashie5.jpg

●版画を彫っている時の机の上はこんな感じです。
iPadに写っていのはイギリスで音楽活動している姪のプロモーションビデオです。
下絵作業は頭を使いますが、彫りの作業はどちらかと言うと肉体労働なので、
音楽などを聞きながら、リラックスして進めます。
kurashie9.jpg

●表紙の彫り上がった版木のアップです。
表1・表4とも同じ板に彫ります。
kurashie8.jpg

●上の版木の下絵です。版画なので版木では左右が逆になります。 
kurashie14.jpg

●お母さんとおばあちゃんの顔部分、版木クローズアップです。
kurashie13.jpg

●木版画専用のブラシ(今は亡き野潟金太郎さん作)で墨を版木にムラなく付けて
薄手の手透き和紙に馬連で刷ります。(単色の場合、紙は湿さないで摺ります)
kurashie4.jpg

●試し刷りが沢山出来ました!
kurashie6.jpg

●スキャナーでMacに取り込んだ後、フォトショップを使って黒の線画部分は
他の色に置き換え、色面は別に刷っておいた白黒のテクスチャーを色に変換して
はめ込み、完成させます。(制作時間は下絵も全部いれて約2週間ちょっとです)
kurashie7.jpg

●布張りの立派な絵本が出来ました!(30cm角)
kurashie12.jpg
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| ●Extra 本の紹介など | 20:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ラルプデュエズ

   ツールドフランス1988

アメリカコロラドスプリングスでの世界選手権では物足らず
1988年、憧れのツールドフランスを見にパリに行きました。
丁度新婚ほやほやだった又従兄弟のパリのアパートに間借りし、
市内でレンタカーを借りて、キャンプ道具を積み込み
いざアルプス目指して出発しました。
同行のその新婚日系アメリカ人Kは顔は日本人だけど日本語は解らず
しかし、フランス語とイタリヤ語は完璧、心強いパートナーです。
ところが、僕に輪をかけての方向音痴、パリから南に向かうはずが
正反対の北へ向かっているではありませんか、こりゃだめだと思った僕は、
意を決して地図を取り出し、ナビゲーターになる事を決めました。

パリから車で5時間、シャンパンで有名なランスの町に無事到着。
車を降りて町を散歩していると、以前から顔見知りだった
カメラマンの三宅氏とばったり、氏は長年ツールを撮り続けてきて
82年のツールテレビ放映の解説もなさったジャーナリストです。

tour1988b.jpg
三宅氏とぼく(ストラスブルグでも再会)

ちなみに82年と言えば、イノー全盛時代でイエロージャージを着たまま
パリのゴールスプリントも取ってしまった年です。
そんな人とランスの荘厳な教会を前にビールで乾杯!
前の広場ではZチームのメカニックカーが止めてあり、ツールの懐にスッポリ
入っている感一杯で気分は最高でした。
その夜は同行者の友人が住むレシー村の農家に泊めてもらい
家の主人は庭で捕まえたエスカルゴを料理してくれた。
フランス田舎町での家庭料理フルコース、こんな幸せは二度と味えない。
しかも直ぐ隣の町ではツールドフランスが明日のスタートを待っていました。
Text&Illustration by Daisuke Ota

●ツールドフランス観戦中の自分
tour1988a.jpg

| ●自転車の話 | 09:35 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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Colorado Springs

空軍アカデミーでの世界選手権ロードレース

1986年9月、アメリカのコロラドスプリングスで自転車のロード
世界選手権が行われました。
ぼくは同じ月、木版画の個展をする為シアトルにいたが、その合間をぬって
飛行機に自転車を積んでデンバー経由でコロラドスプリングスに行きました。
空港に着くと、袋に詰めた僕の自転車はゴトンゴトンと音をたてて
荷物のベルトコンベアーの坂道を落ちる様に出てきました。「あーあっ!」
案の定、フレームは凹んでいたが走るには問題なかったです。
夜の空港で自転車を組み立て、いざモーテルへ‥…。
暗い中、知らないアメリカの田舎道を自転車で走る心細さよっ!
翌朝、モーテル近くのカフェでフレンチトーストとスクランブルエッグを
エネルギーに、標高2000メートルにあるエアーフォースアカデミーに向け
自転車を走らせました。
ところが、そこまで殆ど登りっぱなし!
空気は薄く、草レースで鍛えたぼくの足でも自転車が思う様に前に進まない。
やっとの思いで会場についたが、その時はレーススタート10分前!
慌てた僕は、自転車を放り投げ(鍵はかけた)怖い者知らずで突き進むと
何故か気がついたらプレス席の櫓の下まで来ていました。
そして幕を開けるとそこにスタートラインの太い白線が見えるではありませんか!
ぼくは何食わぬ顔で、幕の外にヒョコリこと出てしまいました。
そこにはあこがれのプロロード選手達が今正にスタートを待っているところでした。
ここで写真を撮らない馬鹿はいない、その時の写真がこれです‥‥。
その後、警備の女性警官にこっぴどく怒られた時の甲高い声が
今でも耳の奥に残っています。
ちなみに、この頃の有名選手と言えば、グレッグレモン・モレノアルゼンチン
シャーリーモテ・クロードクリケリオン・ジュゼッペサローニ 
ショーンケリー などなど‥‥‥です!



1986年自転車世界選手権プロロード スタート地点 ©Photo by Daisuke Ota

| ●自転車の話 | 07:07 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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The Arabian Nights

Anight.jpg



去年の猛暑の夏、こぐま社さんからアラビアンナイトの扉絵の依頼がありました。
下絵を水彩紙に手作りしたライトテーブルで写し、墨と筆で線画を描きました。
グレー部分は網指定で調子を付けました。

Anight8.jpg



シェへラザード
©Illustration by Daisuke Ota



漁師と魔人
Anight5.jpg
©Illustration by Daisuke Ota

背中にコブのある男
Anight2.jpg
©Illustration by Daisuke Ota



星のさだめ
Anight1.jpg
©Illustration by Daisuke Ota



バクダードの妖怪屋敷
Anight7.jpg
©Illustration by Daisuke Ota



アリババと、召使いのモルジアニに殺された四十人の盗賊
Anight4.jpg
©Illustration by Daisuke Ota


| ●Extra 本の紹介など | 09:39 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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